カタカナ語に歯止め策

スキーム、アジェンダ、アセスメント、コミット・・・官庁がこういう外来語を多用するのは、「やる気の無さ」を表現しているのだ。それに気づけば、これが適切な言葉使いであり、認知度の高い言葉と低い言葉を状況に応じて使いわけている日本の官僚は優秀なんだと改めて感じるだろう。一般論としては日本語への言い換えは賛成だが、公用文書については、空疎な外来語を実質的な日本語に直すことで、「仕事したくねえ!」という気分が文書から消えてしまうことのないよう注意してもらいたい。