トヨタ経営陣の大胆不敵、ハイリスク案件に2000億円を投じる

プログラマーのためのプログラマー日記 2003-06-20 に的確な解説あり。

日経コンピュータ 6/16号には東京海上/日動火災のシステム統合の話が出ていてこれも面白い。


途中での進捗の遅れ、もしくは議論の硬直、コストの上乗せといった危険性のあるときには、そのような悪い情報が経営の中に入ってくる文化を作らなければいけない。(石原社長のインタビューから)

「議論の硬直」が危険性に含まれること、組織やきまりでなく「文化」を作らないと悪い情報が上に上がってこないと言っていることに注目。相当難易度の高いシステム統合をほぼノートラブルで乗り切ったそうだが、やはり経営者が経営者の仕事をするとちゃんと結果が出るもんですね。

記事中に、コンティンジェンシ・プランという「もしもトラブったらどうするどうなる」計画がちょっと出ていたが、トラブルが長引いた場合の「風評リスク対策」まで書いてあった。