「一般人」のドコモ社員は「パラダイス鎖国」を読むか

パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (アスキー新書 54)
パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (アスキー新書 54)

アップルとグーグル 日本に迫るネット革命の覇者
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おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書)
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ドコモのトップの人は、交渉前に「パラダイス鎖国」とか「アップルとグーグル」とか読んでなかったのかなあ。新書二、三冊読んどけば誰でもわかることがわからないまま迷走しているように見える。

とか言ってて、実はそういう自分はまだ読んでませんでした(笑)。当然読もうと思ってたけど、近所の本屋で探したら無くてそのままになってたんで。

このエントリで勢いのままにこんなこと書いちゃたんで、あわてて書ってきました(ついでに「おもてなしの経営学」もセットで)。

まだ「パラダイス鎖国」しか読み終えてないけど、やっぱりどれも面白いですね。

ただ、新宿の紀伊国屋に行って呆然としてしまいましたが、新書って本当にいっぱいありますね。「アップルとグーグル」は新書じゃないので、コンピュータ関係のコーナーで割と目立つ位置にあったけど、「おもてなしの経営学」と「パラダイス鎖国」は見つけるのが大変でした。

ネットジャンキーの感覚としては、この3冊は本屋でもっと目立ってもいいというか、努力なしに浮き上がって見えてこないとおかしいと思うのですが、そうはなってないですね。

ちょうどこんなエントリが人気エントリになっていますが、「新書二、三冊」とか気軽に言っても、とてもどれを読んだらいいのかわからないというのが「一般人」の感覚かもしれないと思いました。

私の感覚としては、ドコモでアップルとの交渉に携わる人は、この3冊くらい読むか、同等の情報を頭に入れてないとおかしい(本業だったらこのレベルを基本として応用編としてもっとインサイダーの詳しいこと知ってて当然もしくは自問自答してそれなりの反論のロジックを持ってて当然)と思うのですが、そういう感覚が特殊なのかもしれないと感じました。