I have never been abroad in my life!

パネラーの方々の話が面白くて夢中でメモを取っていたら、上のエントリーで予告したカミングアウトをしそこねてしまった。実にカッコ悪いけど、ここで告白します。

実は、私、生まれてから一度も海外に行ったことがありません。

というか、この10年で東京を出たことさえ一桁だと思う。こういうブログを書いている人間がそういうことを言うのは、少しはビックリしてもらえると思ったんだけど、どうなんだろ。

それで、本日は、憧れの梅田望夫さんとたくさんのブロガーの方とお話できて、もうお腹いっぱいなんだけど、私のように、非常にローカルな生活圏の中だけで暮らしている人間が、梅田さんのようにシリコンバレーと東京を往復して仕事をしていらっしゃる方と接点を持てるなんてことが、実にネットが存在しなければあり得なかった「大変化」だと思う。

しかも、今日のお話も生で聞いてみて、ニュアンスまで含めて「本当に同じことを考えているなあ」と僭越にも私の方はそう感じた。

今日初めて会った人たちのほとんどが、何年もリアルで会話している人より楽に楽しく会話できる人だった。リアルで、ここに書いているようなことを話して、時には必要に迫られて手を変え品を変え力説しても、理解してもらえたことなんて、私にはほとんどない。今日一日分の私の会話の中で起こった相互理解は、過去10年分のそれに匹敵してると思う。

もちろん、さまざまな偶然と必然の事情の結果として、そういう人生を私は納得して歩んでいるつもりだけど、やっぱりネットがあるってスゴいことだと単純に思いました。