1998年1月厚生大臣小泉純一郎へのインタビュー

「時々、小泉郵政大臣かと錯覚するぐらい、郵政には熱い思い入れがありますね(笑い)」と言って、インタビュアーが機嫌を取っている。当時から、それを聞かれて機嫌がよくなり口がはずむ人だったのだろう。


郵政民営化。反対してくるんですよ、郵政省の役人が。郵政省の役人がOKすれば収まっちゃいます。わずか三十万人たらずの役人集団に政界全部振り回されている。郵政民営化の問題は、行政改革と同時に政治改革なんです。それを何回いっても、選挙で応援されているからみんな黙っちゃう。最も大事な急所なんです、行財政改革の。

確かに当時から同じようなことばかり言っている。

この頃からずっと言っていることが、財務省アメリカや誰かの陰謀だったら、その陰謀のボスは、この頃には既に小泉さんに目をつけて癒着してたことになるけど、この頃、この人が総理総裁になるなんて、誰も思ってなかったんじゃないかな。まして、総理総裁以外で中途半端な党内の実力者になんて、もっとなれない人だし。