REST=コミュニケーション指向

Webの「正しい」アーキテクチャという1年半前の記事が、 ブックマークされていて、読んでみて自分で面白かったのですが、こちらでも


WEBをコミュニケーションのツールと考えている人は、必然的にこういう考えになるのかも。だから、逆に閉じている人にはこういうことのメリットが理解できない。

と言っていて、なるほどなと思いました。

つまり、RESTというのは、「コレについて僕はこう思う」という時の「コレ」をURL一発で簡単に言えるようにすることです。重要なのは Permalinkというnaoyaさんのお話と通じることだと思いますが、「コレ」を言いたい相手がいないと、「コレ」をURL一発で指せることの良さが直感できません。

文章だけじゃなくて、会社の業績に関する数字でもテレビの番組でもスポーツの一場面でもお笑いのギャグでも、固定したURLがつけば、「コレ」と言えるようになります。「コレ」と言って世界中と話ができて、はてなブックマークのように「コレ」に興味がある奴全員集合!と言えたり、「コレ」を自分のブログにもリンクして、「コレ」をどんどん先送りできたりします。

全部、コミュニケーションです。しかも、目の前にいる人には、URLの代わりに指で「コレ」を指差せるので、離れた所にいる人とのコミュニケーションです。

そういうニーズを持っていれば、RESTの良さは自然とわかるのでしょう。