日本にリベラル系のハブサイトが無い理由
むなぐるまさんが、リベラル系のハブサイトを探して見つからないというエントリーを書かれていて、私もずっとそういうサイトを探して見つけられなかったので、非常に注目していたのだが、リベラルブロガー論:追記によると、なかなか見つからないらしい。
「リベラルがんがれ超がんがれ」というブログなら、いいブログがいっぱいあるのだけど、本人がリベラルでバランスのある安心できるサイトって、あまり無いような気がする。
本当は自分がそれをやりたいのだが、私は、多少はリベラルな所はあるけど、バランス感覚はないし、全く安心できないので、どう考えても無理だ。
こういうおいしいポジションは、本来、狙っている人はたくさんいるはずである。いないのは、何か理由があるのだと思う。
(追記)
「ネット右翼がリベラルではないか?」というコメントをいただいて、news_from_japan: 帰化するのは民族の誇りを捨てることなのか?という記事を思い出しました。
こういう人の方が、よほど、在日コリアンの人権について真剣に考えているのではないか?と私なんかは思ってしまいますが、一方では、外側から「在日コリアン」を見ている以上、そこに欠けている視点というのが何かあるのではないかとも思うのです。
例えばこのnews_from_japanさんの記事に対する(釣り合いのとれた)冷静な対抗言論が見たいなあ、と私は空想していて、それが私のイメージする「リベラル」です。
単発でこのイメージに近い記事はたまに見ますが、もうひとつバランスが感じられなくてリンクするのはためらってしまうことが多いです。「ハブがない」というのは、そういう言説にまとまりと厚みがないという感じかなあ。
それで、その感覚は、単に私が自分の立場から遠い人への目くばりが足らないからだと思っていたのですが、むなぐるまさんが同じような問題意識を持っていらっしゃるのを知って、「う〜む」と考えこんでいる所です。