平和ボケと闘争中毒とどちらが常態か?

はてなダイアリー - ネ タ の タ ネから


だけどさー、人の常態、在りようとして「異様」なのはさ、いったいどっちなんだよ。「武装勢力が逃げ込んだ」り「一般市民が立てこも」る教会や「テロに巻き込まれないように外国人を断る」宿泊施設とさ、世間のニュースなんか把握せずにノンキに観光するカップルやいきあたりばったりの貧乏旅行とさ。


1ミリの政治意識=権力闘争欲なく緊張常態のベツレヘムでラヴラヴ常態のカップルや「自分さがし」の旅という、フツー=日常を実践する、平和ボケかましこれこそが、もっともラジカルかつアナーキーなラヴ&ピースの在り方なんぢゃあないのかな。


「のんきな日本人」結構ぢゃあないか。余裕なく緊張する世の中、逆にそういう一見弛緩しきった在り方こそ、必要なんでないかな。偉大で凡庸な日常を存分に謳歌することが、ラヴ&ピースの真骨頂ではなかろうか。無論それには、のんきに腹をすえるってことが必要なんだけど、ね。

これに同意、というか、先に書かれてしまった!という感じ。

相容れない「平和ののんきさ」と「戦場の切迫感」が衝突して悲劇を産んでしまったが、どっちが異様かと言われれば、後者だと思うし、その問いかけはとても大事なことだ。

もちろんこの「のんきさ」を一方的に押し通せばこういう結果になって、それは望ましいこととは言えないけど、だからと言って、我々のこの感覚が異常であると恥じ入る必要はない。胸をはってこういう国だって世界にはあるんだこういう生き方だってあるんだと堂々主張すべきだと思う。

今、ここに生きている自分を大事にすることはどういう状況にいたってできるし、何かを変えようと思うなら、足場としてそれはより重要なことだ。