ネットの世界にスーパーサモア人が出現する日

今年のK1グランプリは、レイ・セフォーマーク・ハントに続く、「スーパーサモア人三号」マイティ・モーの活躍が楽しみだ。

彼らは特別の才能に恵まれ、人一倍努力したのだと思うが、年齢から考えて、努力したのは10年くらいの期間だと思われる。

スーパーハカーになることは、K1でグランプリを取るくらい困難で稀有なことだと思うが、特別の才能に恵まれた人が、10年くらい人一倍努力したらそうなれる可能性は充分ある。英語も算数も資本主義の仕組みもネットの存在も何も知らない10才の少年が、10年間努力したら、スーパーハカーになったり天才起業家になるかもしれない。

彼らに必要なものは、1台の中古のLinuxパソコンだけであって、それはこれから少しづつ与えられるようになって行くだろう。テキスト端末さえあれば、教材は充分に供給されるのだ

10年後にネットを牛耳る人たちの出身国の分布は、ちょうど今のK1やプライドのような感じになるだろうし、その後は、もっとわけがわからなくなると思う。