切込隊長BLOG: エンターテイメント分野の制作費高騰
このあたり、マンガ雑誌と単行本のビジネスと対比すると分かりやすい。アーケードが潜在顧客を吸引できていた間は、ゲーマーのつき加減を見極め、どのタイトルをコンシューマに移植すればどのくらい売れそうかという目論見が立てられた。マンガ雑誌も同じように単行本の売れ行きを見極め、その単行本の存在を知らしめる広告宣伝の機能を果たしていた。もちろん、アーケードでヒットすれば回収も見込めた。
儲かる所だけやってると儲からなくなってしまうという話。商売って難しいもんですね。
ついでに、あまり関係ないけど、ずっと前に見て面白かったオンラインゲームに関するコラム。
どんなジャンルであれ,一つのゲームを遊ばせ続けるというのは,とんでもなく難しいコトである。過去の名作と呼ばれるゲームの中に,毎日3時間以上遊んで,それが半年持つようなタイトルがどれほどあったか? オンラインゲームが,コミュニケーションなどといった面白さを表現できるとはいえ,ユーザーを何ヶ月も遊ばせるゲームというのは,それこそ選ばれたタイトルしかあり得ないのだ。そんな偉業の見返りが,月々1500円ぽっちのサービス料金。