ブッシュの二つの顔

前者は「アメリカ社会の政治権力は、ごく少数者のエリートに握られていて、ブッシュはその手先である」という話で、後者は「ブッシュは、アメリカの大衆のエリートに対する反感を味方にしている。つまり、大衆はブッシュが自分の味方でエリートと闘う人だと思っている」という話です。つまり、実は敵の手先であるブッシュをアメリカの一般大衆はヒーローとして担いでいるということになります。

両方当たっているとしたら、庶民は相当いいようにおちょくられているわけで、アメリカでは既に狂牛病で10万人以上が死んでいるという話も、そういうこともあるかもなあと思えてきます。

古く陳腐なネタですが、ここまで社会の基盤が腐っていたら「おまえはもう死んでいる」と言わざるを得ない。痛みが無いまま致命傷をくらっているという比喩として。

ネタ元はjounoさんのツッコミMy Human Gets Me Blues。(jounoさんは、何を期待して私に陰謀論読ませたのだろうか?私はjounoさんの期待どおりに充分暴走しているのだろうか?)