officeさんの件、追記

今まで見た中で一番巧妙で狡猾な喩え話と言われてしまいました。以下の内容が抜けているそうです。

  1. 欠陥を当事者に通告するに無関係の複数第三者に暴露し、実データの流出を行った
  2. 前述の暴露の為に、実データを取得する目的でcgiの欠陥を突いた
  3. 『実データの破棄を確認した』と回答したが、実際には二次流出が発生した

1は2ちゃんねるかどこかで見たと思いますが、確証が得られなかったので書きませんでした。2と3は知りませんでした。

1と3が本当なら触れてないのはよくなかったと思います。2については彼の意図にかかわることなので、よほど確実な証拠がない限り、第三者が断言するのはおかしい、でも状況証拠的にそうなら「という可能性が高い」として触れるべきでした。(言い方は正直ちょっとイヤな気分ですが)指摘していただいて感謝します。


要はその欠陥を今までの慣習通りに内々の通告のみに止めれば良かった、ただそれだけ。
しかしカレは「サイト利用者を生贄にして」「私刑」を断行した。

「私刑」ということは、被害者に問題があるけどそれを(自分独自の判断で)裁く権利はoffice氏にはない、それを彼はやってしまったということですね。「プログラム書き換え」が違法行為とされて逮捕されたわけではないんですね。

そういうことなら、基本的には私も同じ意見です。新聞記者がこの人に取材して裏を取って書いてくれたらよかったと思います。(ただ、この人を信じて「プログラム書き換え」をしても大丈夫なのかという確信はまだ持てない)

私は、こういう所をきちんと取材して書かないマスコミをまず第一に批判しています。office氏については、以下のように思っています。

  • 批判は仕方ないが違法行為、違法ではないが問題のある行為、そうでない行為を明確にして批判すべき
  • 違法なものを全て逮捕していいわけではないので、逮捕が妥当なものなのか知りたい
  • 情状酌量の余地があるのではないか

情状酌量」の部分は根拠なしに感情的に言っている部分があるかもしれません。もうちょっと状況がはっきりすれば、冷静に考えられるんですが。とにかく私が言いたいのは、「新聞は事実を正確に論理的に報道しろ」ということです。