アユ6万人分の借金

浜崎あゆみの一年分のCD売上総額は118億円だそうです。これが財政を考えるのにちょうどいい単位になると思います。そこで、1AYU=100億円という単位を提唱したい。国の地方の借金の総額が600兆とか言われても、どんなもんかピンと来ないですね。これを60000AYUと言うことにするんです。

アユが売上を全部寄付しても6万分の1にしかならない、利息の1%にもならないと考えると、とんでもない額のとんでもなさが少しは見えてきます。約100億というのは利益じゃなくて売上ですから、アユを6万人動員して、広告やツアーも全部持ち出しで稼いだ金をまるまる寄付してもらわないと、借金がゼロにはなりません。

あるいは、アユのCD買った人がひとりにつき6万枚CDを買ってもらうと、やっと返せる額ということです。私なんか一枚も買ってないんで負担ゼロですけど、5枚くらい買っちゃうような本格的なファンは、30万枚買うことになります。いくらアユが好きでもそんなにはいらないと言うでしょうが、日本の為ですから、何とか買ってもらうしかない。

国債、地方債を全額返済するなんて言うのは、財政的には無意味な数字になっちゃうかもしれないので、もうちょっと現実的な数字を見てみましょうか。道路公団の借金とかも


私はあえて「建設ゼロ」を提案した。ゼロにした場合、道路4公団で4000AYUの借金が何年で返済できるかという試算を出すためだった。建設ゼロなら道路公団に投入されていた30AYUの税金をやめても30年以内に返済できるという一番極端な案を提示したことで、国交省は9342キロ全部をつくれば2000AYUかかり返済は50年と明示することになった。

国交省にまかせておくと、ひとりCD数千枚くらいのお金を投入しちゃいそうだと言うことで、少しは問題の実感がつかめるのではないでしょうか。