優れた英文だけを読むべし

たぶん私の英語力はこの人と比較して天と地ほどの差があると思いますが、この内容には全く同感です。


Comfortable Enlglish とは単純に文章の出来だけを指している訳ではない。論文の構成、論理の明確さと正しさ、話の展開、起承転結、これらすべてが水が流れるごとく自然に読者に受け入れられる文書のことを表現しているのだ。

私の経験だと、C++言語設計者のストロウストラップの「プログラミング言語C++」がまさにこれでした。平易で理解しやすい英文ですが、深さと美しさがあったと思います。とにかく読んでて楽しい本でした。おそらく、この人が言っているSICPもそういう本なんだと思います。

「良書のリスト」があればもちろんその方がいいと思いますが、とりあえずはこの二冊だけ読んでおけば、それなりに善し悪しは嗅ぎ分けられるようになるような気がします。