teach yourself "21 days problem" in 21 days

売り言葉に買い言葉みたいに日本の入門書は体系と時間軸を拒否すると言ってしまったので、調べてみた。すると、日本にも3週間でマスター〜系の本はたくさんあった。ただ、日本では3週間より1週間の方が多くヒットするが、アメリカでは 7 days より21 daysの方が多い。また「わかる」というキーワードは「週間」よりずっと多くヒットした。

代表的な日本の入門書シリーズを見てみると、「できる」「図解でわかる」「なるほど!」「まるごと図解」というステップや時間を意識させない惹句を使っているものが多い。そう言えば「サルでも」という決まり文句もある。

英語で同様の入門書を見てみると、"21 days" の他には "step by step" というのもあった。"inside out"というのも多い。これは「徹底入門」という感じだろうか。一発で「わかる」という意図を強調したタイトルは見当たらない気がする。

そうと思って見れば証拠になるデータはあるが、否定的な検証に耐えうるデータはない、と言った所か。オカルト系の検証データのようだ。

誰かこれを調査してわかりやすくまとめて、「わかる! "すぐわかる"問題」を出版してもらえないだろうか。おそらく大評判になって英訳されるだろう。もちろんそのタイトルは'teach yourself "21 days problem" in 21 days'。