2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

日本のオバマになるべき人がもしいたら、間違いなく2ちゃんねらやってるだろうなという話

印刷、電波、ネットの三つの技術を比較すると、最も装置産業的なのが電波であり、その次が印刷、ネットが最後になる。つまり、 A: 電波 B: 印刷 C: ネット という順で、上の方が集中して大規模化することが技術的に意味があり、その分だけ、少数の人間が管理…

「空気を読まなくていい空気」があればもっと自由になれる

このブログも参加しているAMNの企画で、あなたに“もっと自由”を Post your freedomというキャンペーンがスタートしました。ユニークなことは「書きこめるバナー」という面白いアイディアです。何回かリロードして、上のバナーに「Centrino2」キャンペーンの…

iPhoneの加速度を測る

iPhoneには加速度センサーがついていますが、ここで言いたいのはそれではなくて、iPhoneという現象そのものの加速度のことです。初速が遅いけど加速度の高いランナーと、速度は速いけど一定のランナーが競争したら、距離にもよりますが、普通は加速度の高い…

SoulHack #4 電車と同じくらいネットの存在を当たり前に受け入れよう

技術評論社のWebマガジン、エンジニアマインドのNO4.が公開されました。合わせて、私が連載させていただいている記事の第4回も公開されました。 エンジニアのためのSoulHacks:SoulHack #4 電車と同じくらいネットの存在を当たり前に受け入れよう | エンジ…

iPhoneのキラーアプリによって亡ぼされる国

iPhoneがそれほど売れてないという記事がいくつか出ているけど、継続できるくらい売れていればいつかキラーアプリが出て来る。キラーアプリとは、iPhoneよりずっと有名になる何かであって、人々がiPhoneのことをその何か動かす為の機械(に少しオマケがついて…

歴史の中では20世紀が逸脱の時代として記憶されるかもしれない

もし地球に未来があるとしたら、今世紀後半か22世紀くらいには技術によって地球が一つになって、国民国家が名実共に消滅するだろう。そうしたら、将来の歴史教科書では、16世紀から21世紀か22世紀くらいまでが「技術によって地球が一つになっていく過渡期」…

ストリートビュー批判の「Google の中の人への手紙」の海外での反響

樋口 理さんのGoogle の中の人への手紙 (日本のストリートビューが気持ち悪いと思うワケ)というエントリを英語に翻訳したGlobal Voicesの記事は、英語圏でも議論を巻き起こしました。このエントリでは、経緯も含めて、その議論の一部を翻訳して紹介したいと…

安心社会から信頼社会への移行をグーグルが強制している

日本教を語る上で欠かせない3冊 - アンカテという記事へのトラックバックで、関連するオススメ本をたくさん教えていただいた。 日本教にもっと奥まで切り込んだ4(+1)冊 - 赤の女王とお茶を Kousyoublog | 日本教の正体を炙り出す上で押さえておきたい17冊 Ko…

グーグルにNO!と言えるニッポン

Google の中の人への手紙 (日本のストリートビューが気持ち悪いと思うワケ) - higuchi.com blog でもね、この日本でのストリートビューは、僕は生理的にダメ。ここまで無邪気に踏み込んではいけないと思うのです。 きっと、セルリアンタワーの中の人も同じよ…

ストリートビューが僕らの街/国/星にやって来た

グーグルのストリートビューが日本でも公開されて、ちょっとした騒ぎになっているようだけど、まず「何で今?」と思った。これが公開されアメリカでスタートしたのは昨年の6月で、私はその時に「こりゃあ大変な時代になったもんだ」と思って、この記事を書い…