2004-06-28から1日間の記事一覧

Googleが文系フェローを雇う日

200X年、創業者を追い出した二代目CEOは、ある極秘プロジェクトのために部下に電話した。例の件だけど、リストアップできた?何?「法哲学と倫理学プロパーと現代思想系のどれにするか?」…そんなのどうでもいいよ。とにかく、あの何か変な言葉で難しいこと…

グリゴリの捕縛 あるいは 情報時代の憲法について

From FlowerLounge: 怪物たちを制御する 現在の市場経済システムは、プロテスタンティズムの倫理から「神」や「合理性」の要素を失って存在しています。ですから「利益のためなら不合理な行為でも行う」という利益至上主義に陥っているのです。「グローバリ…

ブログ異端派

松永さんに全く同感だけど、「迷惑」あるいは「not迷惑」というラベルを、ブログに貼れるという考えがおかしいと思う。「迷惑」は、ブロガーと読者や他のサイトとの関連で発生してくる事象であって、ブログの静的な属性ではない。つまり、意地悪く言えば、「…

見ることは信じること

冒頭のおっさんの顔から全く想像できない内容だった。

.NET FrameworkをUNIXで動かす「Mono Project」

全体像がよく分かる。

反社会学講座 第24回 こどもが嫌いなオトナのための鎮魂曲

フリーライダー理論って、マックスヴェーバーが「ダメ」と言った論理のような気がする。

宗教や信仰はその知の挫折した残骸

私も最初、「なんであそこでベルの不等式が出て来るの?ヴェーバーはそういうレベルの話じゃないんじゃないの」と思いましたが、finalventさんは「この世は不可思議だよ」と言いたいのではなくて、「ベルの不等式は美しい」と言いたかったのではないかと、後…

内田樹の研究室: 銃と弁護士

私が言いたかったのは、アメリカにおいて訴訟は「口頭による決闘」であり、弁護士が有する法律知識は「知的な銃」とみなされているのではないかということである。アメリカでは、「人々がなかよくできる」という概念は間違っているから排斥されるのではなく…

プロジェクトの危険信号は会議で分かる

なるほど。

「軽佻な独裁者は外交的驚愕を好む」(堺屋太一)

私も堺屋太一ファンですが、確かに堺屋さんがこういう言い方をするのは珍しい。

「極小値=特異点=出口なし」?

id:ueyamakzkさんの所に言及する時は、いつも緊張します。問題の性質をよく見極めて自分に理解できる範囲をよく考えて発言しないと、助けるつもりが足を引っぱることになりかねないという危惧をかかえながら、発言しています。そういう意味で「貴重な励まし…

社会科学と社会政策にかかわる認識の「客観性」

私は、もともとかなりの読書好きで読むジャンルも幅広い方だと思いますが、当然ながら常に避けてきた分野もあります。今このブログを読んでいる人の中には信じられない人もいるかもしれませんが、「思想哲学」は特に嫌いな分野でした。図書館でもそのへんの…